最近、子供たちの存在を強く意識することがあります。自分に子供がいないにもかかわらず、子供を見ると日本の子供たちという括りで、まるで父性的な愛情を感じ、優しい気持ちで眺めることが多いのです。
特に、部活動に打ち込む中高生の姿を動画配信サイトで見たりすると、胸がいっぱいになり、涙があふれそうになることさえあります。
そうすると、昔の自分の姿が脳裏をよぎり、同時に両親の思いも感じることがあります。胸が痛くなるような感覚です。
外見はどちらかというと強面で、時には怪しげに見えることもあるようですが、実は学生時代は箱入り的な生活をしていました。
賑やかな場所や人が多いところが苦手で、特に熱中できるものや興味を持てることも少なかった。
勉強も好きではありませんでしたが、求めていたものが一つだけありました。それは「自由」でした。
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